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帝国日記

皇帝、その高貴なる生き様

皇帝が庶民どもと変わらない暮らしをしているだとか、なーんだ普通の人間じゃんと思わせるのはどうか、などと、国民どもからふやけた声があがっている。

たわけ! 朕がどれだけ高貴な生き方を送っているか、その眼でとくと読め! というわけで、朝は乾布摩擦からはじまります。

健康にいいらしいので最近はじめたけど風邪ひいた。

それから皇太子のおむつをかえて、夕べの味噌汁をあっためて、ご飯を食べる。

今朝のおかずは焼き魚(アジ)でした。

あ、燃えないゴミ出すの忘れた。

といった具合に、常人では味わえないような高貴な人生を送っているのです。

これからは皇帝のことを馬鹿にしないように。
馬鹿だけどね。以上!

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